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PUSHIM immature

●歌詞はどんなマインドで書いたのでしょうか?

P:夏に書いた曲で、その頃に出演するフェスは短いショウが多いので、アドレナリンが出まくっていた時期に作ったと思います。これは私自身に向けて書いた曲ですね。もちろん聴いた人が自分の人生に置き換えて聴いてくれるのは嬉しくて、そうしていただきたいんですけど。

●さまざまな境遇の人が、さまざまな捉え方ができる曲ですよね。

P:そうですね。仕事ひとつやっていくうえでも、みなさん緊張感を持ってやってると思うんですけど、どう自分を励まし勇気づけてやりこなすかというところは一緒やと思うんですよね。もちろんお母さんも。

●SAMI-T(MIGHTY CROWN)プロデュースの 「on 7th street」は、どのように制作していきましたか?

P:SAMIのドラえもんポケットからトラックを出してもらいました(笑)。今までMIGHTY CROWNプロデュースの曲は、(MASTA)SIMONプロデュースやったんです。長い付き合いなのにSAMIプロデュースの曲は今までなかったので、一緒に曲作りしたいなと思っていたんです。でも、このトラックを聴いた瞬間に、SAMIそっちのけで、女の子が道を歩いていたら彼氏が違う女と手を繋いで歩いていたという歌にしたいと勝手に進めていって(笑)。ジャマイカのミュージシャンたちの演奏に乗せられたというか、すぐに歌詞が書きあがりましたね。そんなに説明臭くなく、かわいいラブソングになったと思います。

●この曲辺りから、女性の気持ちを歌う曲が続きますね。「on 7th street」に続くのが 「Girls Anthem」。

P:これもメロディがすぐに出てきて、“Girls Anthem”という歌詞が真っ先に降りてきたので、踊れる女の子賛歌にしました。今までも歌ってきたテーマではありますけど、恋をしていると感情が動くので歌詞がすぐに書けるんですね。例えそれがたった3か月の恋であろうと、このおかずで飯3杯的な感じで(笑)。でも……今回の制作期間中は恋するきっかけがまったくなくて。ただでも、私のアルバムには女の子が「PUSHIMわかる~」という曲が必要やと肌で感じているので、今までの経験を思い返しながら書きました。恋をしていると今を形容してくれるので、言葉が生々しくなるんです。でも、そういった時期を経て書いた「Girls Anthem」なんかは俯瞰から見ているので、今だからこそ書ける女の子賛歌になっていると思います。

●そして「COME BACK」。

P:これも経験に基づいた曲です(笑)。シミやんのオケを聴いた瞬間に、メロディと“COME BACK”という歌詞が出てきたので、男の人と喧嘩したときに取り乱してしまう女の子の気持ちを歌いました。私の音楽が好きな女性は感情が豊かな人が多いと思うので、男の人がひくくらい気持ちをブツけてしまうのは、あるある的な失敗やと思うんです。私もそんな失敗ばかりの人間ですから、経験に基づいた歌詞をどんだけ面白くするかにこだわってライミングしました。

●続く「Neighbors」は、20周年という節目にふさわしい曲ですよね。

P:そうですね。周りのみんなをBIGUPした曲です。やっぱり今でも一番に仲がいいのは、レゲエやHIPHOPという音楽で知り合った人たちなんですよね。全国のアーティスト、サウンドマン、スタッフ、新たな刺激をもらっている若いアーティスト含め、この曲でリスペクトしています。

●既発曲「THE FREEDOM ROCK」をはさみ、全編英語詞の「AFROMATIC」。この曲はどんな想いで制作したのでしょうか?

P:今作はフロア向けとは言え、半分打ち込みで半分生音という割合なんです。アルバム制作の後半に差し掛かって、もう1曲は生音で制作したいと考えたときに、20年音楽をやってきたことをまた新しい形で表現したいと思ったんです。「AFROMATIC」をプロデュースしてもらった森(俊也)さんとNODATINとは、ずっと一緒に曲を作ってきましたし、彼ら不在のアルバムはパズルのピースが足りない感覚で。1曲はお願いしたいとオファーして、一緒にスタジオに入りながら曲作りをしていたら、最初はアコギ中心の曲をイメージしていたんですけど、だんだんとアフリカンなミクスチャーになってきて(笑)。新たな世界観の曲ができました。森さんとNODATINとの制作は本当に音楽的で、シビれましたね。世界のクラブやラウンジでもかかる楽曲にしたい思って、英語詞でポエトリーな歌にしました。ようは、いきつくところまでいって、気持ちよくなって天国に行こうという。

●クレジットを見ると、ソヘグムという楽器も入っていますね?

P:「ソヘグムは韓国の弦楽器で、私が幼い頃におばあちゃんに歌ってもらっていた子守歌の音階と旋律が一緒なんですね。だから私的にはすごくノスタルジックを感じる音なんですけど、そこにアフリカンのパーカッションが入って、すごくミクスチャーな曲になって楽しかったです。この曲が入ったことで、アルバムがまとまったと思います。音で聴ける曲なので、それこそ一番フロア向けなのかもしれないですね。

●収録曲を振り返ってもらいましたが、どんなアルバムになったと思いますか?

P:今後に向けて期待できる1枚になったと思っています。近い将来、私もプロデュース・ワークをやっていきたくて。若いアーティストの作品を自分のレーベルである”Groovillage”から発表していきたいんです。もちろん私も歌い続けますけど、クオリティの高い音楽をプロデューサーとして携わっていくことも私にはできる。そう強く思っています。

「immature」
通常盤[CD]  TKCA-74779 ¥3,200(tax in)
初回限定盤[CD+DVD]  TKCA-74778 ¥3,750(tax in)

PUSHIM 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR “immature”
4/13(土) 埼玉 HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
4/20(土) 金沢 Eight Hall
4/26(金) 広島 HIROSHIMA CLUB QUATTRO
5/10(金) 仙台 Rensa
5/18(土) 札幌 Zepp Sapporo
5/24(金) 大阪 Zepp Namba
5/31(金) 名古屋 Zepp Nagoya
6/7(金) 福岡 Zepp Fukuoka
6/21(金) 東京 Zepp DiverCity TOKYO
7/20(金) 沖縄 ミュージックタウン音市場

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