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超一級のカルト・ムーヴィ「Rockers」300ページのハードカバーがアメリカで出版

ジャマイカを舞台にした超一級のカルト・ムーヴィ「Rockers」のテキストと写真が掲載された300ページのハードカバーが出版された。この映画は1977年に撮影がスタートし78年に完成。スタートした時は監督のテッド・バファルコスが30歳、プロデューサーのパトリック・ホージーは28歳だったが今は二人とも故人となってしまった。
この映画の日本公開からちょうど40年が経過したが、この「Rockers」の果たした役割は大きく、その後のジャマイカ文化と音楽を世界中の人たちが理解する偉大なサインポストでありバイブルのようなものでもあった。
監督のバファルコスは、この映画によって多くの称賛を受けたが、実は彼が立派な作家であり、カメラマンでもあったという事実は、時として見過ごされる。
これまでも日本の配給会社アップリンクの企画でRockersの写真集が2度出版され、2005年にはバファルコスによるモノクロ写真と優れたテキストで「Rockers Diary」が出版されている。

今回はアメリカのGINGKO Pressからの出版で、バファルコス監督の「Rockers Diary」の英語テキストと写真に加え、映画撮影時の写真も豊富に掲載されたもので、70年代末のジャマイカが色鮮やかに蘇る貴重なものである。

実は日本初公開は1980年にOVERHEAT Musicが配給、現在のようなインディーズ映画が公開されるようなマーケットは存在していなかったので、ラフォーレ原宿の7階スペースだった。
さらにこの映画制作には日本人Cherry Kaoru Halseyが関わっていたことはあまり知られていない。彼女はこの本のシニア・エディターでもある。

RiddimによるCherry Kaoru Halseyインタヴュー
http://riddimonline.com/archives/8667