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Desem / Rises Again
 
Interview by Naohiro Moro / Photo by Michio Mineyama
 

着々と注目を集めるDesem率いる新進気鋭のサウンド、Yard Beat The Garrison Sound。そんな中、間髪入れずにDesemのもうひとつの顔「プロデューサー」としての活動も再開された。Beat Station Music(BSM)がそれだ。早くも第一弾コンピレーション『Slogan』と、ハマの熱血漢Daisenのミニ・アルバムをドロップするという。そんなDesemにメールで質問を投げかけて、心境を聞いた。
 
●Infinity 16脱退→Yard Beat The Garrison Sound旗揚げ迄の経緯について聞かせて貰っていいですか?
Desem(以下D):正直、音楽自体を辞めようかとも考えました。俺がInfinity辞める=音楽人生の終点だと思っていたんで。そんな事を考えてた時に友達が家に通ってくれたり、毎日の様に電話くれたりとすげー励まされたり、それでもう一度だけ自分信じてやってみようと。俺に力をくれた皆にはマジで感謝。お陰でまた強くなった。目には見えない大切なものが本当分ったし今度はそれをリアルに伝えていきたいなと。最初は一人でMC & Selectorやるかーって思ってたんだけど、Taro、Taka & Mitchもやりてーってなって。そこで立ち上げたのがYard Beatです。
 
●今年1月に旗揚げのYard Beatですけど、現時点まで、今のところどんな感じですか?
D:いい感じだと思います。「やれる事は全部やる!」そんな気持ちでやってます。9月中旬から11月末迄“Yard Beat+BSM”というコンセプトで“Japan Tour”やります。
 
●資料の中でも目にしたんですけど、Drop Kick Studioとは何なんですか?
D:神奈川で活動するアーテイスト達(Daisen、Kaago、たなけん、Kohki他)が横浜駅西口近くに作ったスタジオですね。俺はそこに機材もっていって(Yard Beatの)Takaとエンジニアやってます。(レコード・ショップの)北中45のすぐ近くにあるっていう事もあって沢山のアーテイスト、サウンドマンが立ち寄ってくれたりして、いいLinkの場にもなってます。
 
●レーベル設立はいつ頃から準備を始めたのですか?
D:頭の中では描いてました。BSMは去年暮れかな。前のサウンドに居た頃からやっていた事なんで単純に続けていこうって感覚ですけど。やり始めた事は続けたいっていう想いも勿論あります。サウンド、オケ作り、プロデュースも。
 
●今回のアルバム『Slogan』で制作に関わったミュージシャンについて聞かせて欲しいんですけど、どういった基準で選んだんですか?
D:自然ですね。俺のオケ&声入れが終わった段階で音源を聞いて貰って「この音を生にしてみようか?」とか、「この音プラスしたらもっとよくなる」とかそんな話から関わって貰いました。まず、アルプス・バンドですけど、個々のキャラが濃いですね(笑)。偶数第四土曜日のEx-Bodegaの「爆音ハイグレード」にも何回か出演して貰っていたりといいLinkが出来てます。これから楽しみなバンドですね。ドラムスのマサムラはDrop Kick Studioにもよく来てくれてお互いの音楽観を交換し合ってる。今回は“Bad Man Story”Riddimを提供して貰いました。奴は天才。ベースの大仏も昔から知っていて、今回は俺の作ったシンセのベースを弾き直して貰いました。キーボードのまゆみさんには声Recが終了した後、歌のフレーズに合わせて何曲か弾いて貰いました。センスがいい!
 ギターのヨータは昔からやべーなって思っていたミュージシャンの一人。今回はDaisenの「一服」に参加して貰いました。まじでキテマス。
 1曲“Tempo”のリメイク・オケを一緒にやったVangeeですけど、お兄ちゃんみたいな男ですね。横浜で毎週水曜日にやっているレギュラー・ダンス「Round Robin Wednesday」や日曜日から木曜日のインターネット・ラジオ「Bad Fellas On Line」でも欠かせ無い存在です。
 
●アーティストはどういった基準で選びましたか?
D:今回は一枚目だし基本関東のアーテイストで固めたかったんですね。自分の周り、神奈川県中心ですね。Linkのあるアーティストで。コンビネーションに関しては普段同じDanceに出演する事が多かったり、リンクのあるアーティスト同士を選びました。作っても現場で歌う機会が無いのも寂しいと思うんで。後は自分の感覚で。
 
●各アーティストに伝えたコンセプトはありました?
D:勿論ありました、全ての曲に。ホント簡単に言うと、「こだわり」とか、「目的地」、「愛とは」、「この世の中」、「どうして?」、「Neva Give Up」とか。生活に密着しているトピックスが中心になってます。
 
●次はDaisenについて聞かせて欲しいんですけど、レーベル、またはDesem、Yard Beatにとってどんな存在のアーティストか?
D:DJとSound Manっていう立場から沢山の事を話し合えるBredrenです。ホント正直で熱い奴です。今回彼の1st アルバムに関われて嬉しかったですね。彼のメッセージが沢山の人に届いていけばいいなあって思います。
 
●最後に今回のリリースを通じて主張したい事などあったらどうぞ。
D:このアルバムには一曲一曲メッセージが込められています。生きていれば誰もが大変な思いをしたり、壁にぶち当たったりする事があると思います。そんな時こそ前を見て欲しいなと思うし、リアルなレゲエからPowerを貰って欲しいと思う。俺もそうだし。この作品がそのPowerの一部になってくれたらなと思います。レゲエ最高!!!
  

"Slogan"
V.A. presented by Desem
[Beat Station Music / BSCL-30045]



"とどけ、君へ"
Daisen
[Beat Station Music / BSCL-30046]

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